ジャック星 新年度始りました

ご報告が遅くなりましたが、
新年度となり新しいメンバーを迎えてスタートしました・・・

3月に多くの卒業生を送り、4月からは総勢64名のメンバーとなりました。
新規の利用者、曜日変更などで入れ替えがあり、各曜日少しずつ新しい風が吹き始めています。

昨年度に引き続き体操、水泳、外遊び等を継続して行っています・・・

「ジャックと豆の樹デイサービスセンター星」は今年で12年目となりました。
この間に沢山の子どもたちが巣立って行きました。

初めてきたときは、歩くのもおぼつかなかったMさん。
フープを並べての歩く練習では、フープを踏んだり、蹴飛ばしたり。足元に意識が向かずうまく出来ないけれど、繰り返し繰り返し続けていくうちに徐々にフープに触らず歩けるようになりました。さらに両足をそろえてのジャンプ、グーパージャンプ、リズム乗って飛ぶことができるようになりました。この3月ジャックを卒業し作業所への通所を始めています。

今ではプールが大好きなTさん。
始めたころは水に入るのも怖がっていました。ひざ上程の浅いプールから初めて、少しずつ水になれるところから始まり、ちょっとずつプールの楽しさを覚えていきました。体が小さいため、深いプールは顔に水が付いてしまい怖いようでしたが、ここ1年で急成長。手すりにつかまり恐る恐る入るところから、ビート板を持って歩くようになり、今では顔をつけれるようになりました。

跳び箱が苦手だったKさん。
以前は跳び箱の上にまたがり震えていました。何年続けてきたのでしょうか?今では颯爽と走ってきて両足できれいに踏み切り、開脚とびでカッコよく跳べるようになりました。

鉄棒のプログラムを取り入れて数年、初めて鉄棒を握った子供たちは、皆同様に必ず手の匂いをかいでいました。鉄独特のにおいがするからでしょう。ななめ懸垂で10秒間ぶらさがる。コウモリのポーズから後ろ廻り。ツバメのポーズからの前回りなど。怖さと闘いながら?頑張って練習しています。

ジャック星ではこれからも体操(マット・平均台・鉄棒・跳び箱)、水泳、遊びなどのプログラムを通して子どもたちの成長のお手伝いをさせていただきます。

記 山本 仁