「いのちについて考える」に参加して

みらい人間塾 「いのちについて考える」に参加して

「いのち」をテーマにした人間塾3回シリーズに参加しました。
参加者は、利用者本人・家族・福祉関係職員(ゆきわりそう以外にも)、と多岐にわたっていました。
内容は最期の迎え方、急変時の医療とは、延命処置とは、エンディングノートとは、尊厳死とは、公正書遺言とは等、聞いたことはありますが、なかなか学ぶ機会の少ない内容を学ぶことができました。また、毎回行われるグループワークでは、様々な立場からの意見が聞くことが出来ました。
私達のグループでは、制度を学び、家族、医療等との連携を図る事の大切さはもちろんの事、皆平等に迎える最期なのだから、今、目の前にいる様々な障害を抱えた方達が本当の喜び、幸せを感じて生きていく為に何が出来るかが大切という事を忘れてはならないという話題で花が咲きました。

彼らを取り巻く社会的環境の変化の把握と研究、発達プログラムの充実、ハード環境の充実等々、私達は、考え行動しなければならない事が沢山ありますが、これらが私達のやりがいを感じる部分だと再認識する事ができ、それぞれが今の自分を見直す良いきっかけとなりました。

また、ゆきわりそうの活動に職員として参加している家族の方はもちろん、「みらいの見守りボランティア」の方々は継続的、定期的に私達の活動を見守って下さっています。まだまだ小さい活動ですが、私達は大きなエネルギーと勇気を頂いています。

記 東 哲朗