地域福祉研究会ゆきわりそう -「みらい」発足へ-

地域福祉研究会ゆきわりそう -「みらい」発足へ-

 地域福祉研究会ゆきわりそうは、弱者が町の中であたり前に生活し続けるためには、何がどのようにあれば可能かという研究・実践の活動体です。17年をかけノマライゼーションをめざして様々な実践したシステムは、国の法制度の変更を可能な限り取り入れながら今日、「小規模社会福祉法人 地球郷」「NPO法人 NPOゆきわりそう」「任意団体 地域福祉研究会ゆきわりそう」の3つの団体となりました。

生活の場としての住居
・混然一体のアパート群4ヶ所
・重度知的障害者グループホーム(夢みる館)
・中軽度知的障害者グループホーム(ハニーブンブン)
・精神障害者グループホーム(ドンマイグループホーム)

文化・スポーツの発達プログラム
・発達プログラム レンガの家

通所施設
  ・通所訓練事業 ポシェット
・知的障害者通所授産施設 みつばちブンブン
・精神障害者通所授産施設 メンタルワークセンター・ドンマイ

介護保険
・介護保険相談室
・この町サービス訪問居宅サービス

支援費制度
・この町サービス訪問居宅サービス
・ジャックと豆の樹デイサービス「風」・「星」
・ホール遊イング
・生活援助事業「夢みる館」
・生活援助事業「ハニーブンブン」

自由なたまり場
・ホール「いどばた会」

 ゆきわりそうにとって、社会福祉基礎構造改革は、一面では長年ノーマライゼーションをめざした活動に光をあてるものでもあります。そのように歩んできたものの、多様なニーズを継続していくこと、発展させることなど、課題がまだまだたくさんあります。

 最近は「今すぐ」という緊急度の高い利用の要望が増えています。救急車で入院した母親、急死した父親、手術のため1ヶ月間は介護不能なケースなどは、絶え間なく情報としてゆきわりそうに入ってきます。
長い活動の中で仲間として、友人としてお付き合いをしてきた障害者、またそのご家族に満足度の高い利用を提供できることが、私たちにとってどれほど大切なことでしょう。

 では、限度を超えたとき、どうするのでしょうか。
そして何よりみんなが待っている、施設ではなく地域で生活するためのグループホーム、通所先などをどのように構築するのでしょう。困った!無理だ!では済みません。ゆきわりそう全体の運営基盤を確固にすること、いつでも対応できる柔優なシステムを有することです。

 そのために私たちは第1種社会福祉法人、第2種社会福祉法人が運営できる本法人としての社会福祉法人の認証を得るために、全力をあげて取り組むことにしました。新たに立てた目標が一日も早く達成できるように地域福祉研究会ゆきわりそう「みらい」の新たな発足を計画しています。

 夢を見よう、どんな風が吹いても「みらい」を切り拓くために力をつくそう。
賛助会の皆様に心から呼びかけます。「みんなで幸せになろう!」と。
この会の役員、システムについては近々お手元にお届けいたしますので、お待ちください

ゆきわりそう
代表  姥山 寛代