「新 合唱団員 募集」

台湾で第九を歌いませんか?

姥山寛代代表が「障がい者にも健常者と同じ文化を体験させたい」と仰って初代指揮者である故・新田光信先生とともに始められたこの活動。
重度の障がい者にも歌えるようにと「第九」の中のテーマを抜き出し、音域を狭めて歌いやすくした「第5パート」を生み出しました。それから20年、紆余曲折を経て今日に至ります。
最初はとにかく大変ですが努力を続け舞台に立つと、自分が思っている以上の歓びを得る事ができ、演奏後の拍手や歓声、スタンディング・オベイションは、舞台に立った者にしか分からない感動があります。

そうはいっても第九はハードルが高い!と思っていますよね?
我々の合唱団はどこの合唱団よりも凄い合唱団なのです。なぜなら通常は合唱指揮者とピアニストが指導をするのですが、合唱の各パートにもプロの声楽家が入り常にサポートをしているのです。そして今回、初心者の方々のために「第九を初めて歌う方のためのコース」を新設する予定です。最初から全部を歌うことはとても難しい為、歌う事が苦になってしまうのです。しかし、まずは歌える所を自信を持って歌い、次の舞台では歌えるところを増やしながら練習を続ける。そうやって現メンバーのみんなは全てを歌えるようになっていきました。

私の父は声楽家でしたが、父親と一緒の舞台に立ち共演するという経験は人生の中でたったの1回だけでした。とても大切な思い出です。みなさんも、親子で同じ舞台に立ってみませんか?とても良い記念になる事は間違いありません。
合唱団でもご家族で参加し、素晴らしい時間を過ごしている方がたくさんいらっしゃいます。そんな時間のお手伝いが出来る事をとても嬉しく思っています。

百聞は一見に如かず!一度練習を見学し参加してみて下さい!
講師陣、団員一同皆さんのお越しをお待ちしております。練習場でお会い出来る事を心待ちにしております。

記:私たちは心で歌う目で歌う合唱団
指揮者 湯川 晃