30周年記念行事「台湾への旅」

ゆきわりそうは2017年7月1日に30歳の誕生日を迎えます!
「みんなで台湾へ行こう」

ニューヨークへの旅から4年が過ぎそろそろまた旅に出たいなー。という声が聞こえてきました。
数年前のミュージックパーティーで演奏していただいた馬頭琴奏者のセンジャー氏を通して傑人会(けつじんかい)の方と出逢い「台湾」という国とつながりが出来ました。せっかくできたご縁をつなげてみたいと、ゆきわりそうの30周年をお祝いする旅の企画をスタートしました。
日程は、2018年3月1日出発、5日帰国予定。
台中市に滞在しながらゆったりと日頃の疲れを癒す観光と、広々とした公園の中にある「野外ステージ」で、台湾市民の方達との第九コンサートの共演企画を考えています。コンサートには、台湾に暮らす障がいのある方達をご招待して、交流の時を持つ予定です。

台湾視察の旅 報告

3月9日~11日、1年後の旅と同じ季節に訪れて先ずはこの目で、そして今回の旅を支え応援してくださる方達に私たちの日々の暮らしと旅行にかける想いを聴いていただこう、そんな目的で台湾視察の旅に向かいました。
訪台直後に行われた台中市政府文化局での局長 王至誠氏との会談では、私たち以上に熱心に今回の企画を説明してくれる傑人会の謝さんの話を聴き「野外ステージを準備しましょう!」と確約してくださりました。
翌日はオーケストラや合唱団を組織していただける可能性を探して国立臺灣交響楽団を訪ねました。
施設見学のアポイントを取り伺った時間帯に、偶然事務局に詰めていた教授の余濟倫氏と対談する事ができました。余教授は盲学校の生徒達に音楽を届ける活動を台湾国内でされているそうです。とても興味を持って話を聴いて下さり、音楽側をサポートしていただけそうな期待を寄せられる一筋の光となりました。
早朝4時に出発し深夜23時過ぎに羽田に到着というハードなスケジュールでしたが、その甲斐あって今回の視察は、人脈が繋がる出逢いの旅となりました。

報告 松本伸子 小田切涼子