「八丈島第九コンサートと夢伝」

ゆきわりそう代表の姥山寛代のコラムです

2003年5月八丈島に第九が上陸しました。

ちょんこめ作業所を中心に、いろいろな方がドイツ語の第九に挑戦。

10月には、私たちは心で歌う目で歌う合唱団と共に会場が割れるような拍手をいただく熱意に満ちたコンサートが成功しました。同行した増田明美さんはステージから「21世紀へのメッセージ」を朗読。

2004年10月、再び八丈島とのジョイントコンサートを開催、東京からは82名が参加、町は第九に80万円、夢伝には30万円の助成をしました。本年は昨年を越える合唱団となり双方をあわせると100人余がステージに立ちました。

フエニックス(精神障害者共同作業所)は、民話として伝わる「ベニジャラ カケジャラ」という演劇を上演、笑いと皮肉が同時並行。民話として伝わる内容は、欲に染まった母親がママ子(カケジャラ)と自分の子(ベニジャラ)を差別し、ママ子をひどいめにあわせるのですが結果はカケジャラが幸運を掴むという筋書きです。

フェニックスのメンバーを指導される清水先生も共に舞台で大活躍、1人1人が素晴らしい演技で会場をうならせました。

第九と夢伝は八丈という島に文化を育み、交流の波をおこすさわやかな風となりました。

さて最後に、ちょんこめ作業所の西尾さんの夢を皆様にお伝えしましょう。

「もし台風で飛行機が飛ばなかったら、船が欠航したらコンサートができなくなる。
ソリストが来ない、指揮者が来ない、ピアニストが来ない、合唱団が少なくて第九にならない。いつか、そんな心配をしなくてもコンサートが出来る力をつけたいです。」「島の人たちを東京の大きなステージに立たせ、オーケストラと共に第九を歌わせたい。」

西尾さん、約束します。
私たちを心から迎えてくださった島の方々の願いを必ず果しましょう。
大きな夢をまた実現しましょう!

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