「ポシェット」から

ポシェットの仲間は今日も元気

ポシェットは現在、利用者さんが32名で3クラスに分かれて活動しています。パワフルなメンバー達とそれ以上にパワフルな支援員さんとで毎日とても賑やかです。

支援員さんの中には障害者のお子さんを持って働いている方が多く、ポシェットでも家でも奮闘して、時々家で子どもさんが大変だったことなどを吐き出して、みんなで分かち合いながら「私は24時間ヘルパーよ!ハハハ―」と、頼もしい存在です。

今年、4月に入社したスタッフの竹内君がある利用者さんとのかかわりが上手くいかず悩んでいると、ママさん支援員のTさんが「まず、足を肩幅に広げて腰を落として構えて、体を少し横に向けて、機敏に動けるように構えて、気持ちで負けたらダメよ」と気迫のある実演を見せて指導してくれました。竹内君もTさんの気合をもらって毎日奮闘し、この頃とても頼もしくなってきました。

さて、メンバーの皆さんはこの頃、恋の話で持ちきりです。
お友達の○君が好き、スタッフの○さんが好き、支援員さんの○さんが好き、第九の先生が好きと、今までになく花が咲いたようです。そして、皆さんとっても幸せそうです。

「好き」と言葉でいえなくても「隣に座りたい」「一緒に何かしたい」とアピールしていたメンバーさんですが、みんなから愛情をたっぷり受けて満たされ、人を好きになる感情が芽生えてきているのかなぁーと思えて、とてもほほえましく春のような時間が流れています。