第5回手賀沼トライアスロン参戦記

◎第5回手賀沼トライアスロン参戦記 ◎

■暑い暑い8月22日(日)。千葉県の手賀沼での「第5回手賀沼トライアスロン大会」に主催者の協力も得て、知的障害を持つ小林大祐さん、松崎和幸さん、小出場メンバーと伴走・伴泳者間大輔さんが出場しました。

■競技内容は……
スイム/1.5km(泳ぐ)
バイク/40km(自転車)
ラン/10km(走る)
(3名のサポーターにご協力をいただく)

さて結果は。
「松崎和幸さんお父さん」は個人の部で、2時間34分54秒でゴール。500人中52位。

小林大祐さんと小間大輔さんも炎天下、猛暑の中で奮闘し、沿道の人々や参加中の選手に温かい声援をいただきながら3時間11分16秒で無事ゴール。結果は49チーム中43位でした。

■父と子のエピソード

重度の知的障害及び自閉症を持つ和幸さん。ゆきわりそうとは、小学校1年生のときからのお付き合いになります。「水に顔をつけることができないけど水は大好き」で、スタートしたプール教室での日々。たがて泳げるようになり、水の世界を海へと広げ、小学校高学年で「御蔵島の野生のイルカ」と泳いだときに「この先、和幸の楽し松崎親子みを広げてゆくには宇宙に行かなきゃならないかなぁ」とつぶやいていたおとうさんの独り言を今でもはっきり覚えています。その楽しみを「親子でトライアスロン挑戦」という形で見事に具現化したお父さんと和幸さんの努力は、多くの人に感動と涙を与えました。心からの拍手を送ります。

その二人が、9月5日(日)、スイム2km・バイク105km・ラン20km、トータル127kmの「佐渡国際トライアスロン大会」に出場します。この大会への出場が、2人の大きな目標のひとつだと聞いています。

佐渡の競技距離は、今回の手賀沼の倍以上です。
ゴール目指して、がんばれ!


夏! NPOゆきわりそうのオーシャンクラブ
チャレンジ!第5回手賀沼トライアスロン参戦記

(記 オーシャンクラブ/姥山 剛)