ハローヒポ 2009春から夏
ハローヒポの春から夏に掛けての出来事をちょっとご紹介。
■新年度が始まりほどなくGW。5月2日(土)~6日(水)の4泊5日でポニーキャンプ。参加者はポニークラブメンバーとその兄弟児が7名、ポニーリーダーが2名の計9名。今回は、20メートル程もある切り立った壁面を鎖を使って登って降りる難所もある、妙義山の石門巡りにも挑戦。5日間のポニーとの生活を満喫しました。
■5月29日(金)~30日(日)の3日間は、山梨県の小淵沢町で日本初のホースエキスポが開催されました。ホースエキスポのメインプログラムは、人と馬の動く解剖学「アナトミーインモーション」のセミナー。有料のメインセミナー以外にも、馬具屋さんの出店や馬の絵や写真展、小淵沢地方に伝わる馬にまつわる民話の語り部などが企画され、ハローヒポは障害者乗馬の他、ポニープログラムのデモンストレーション、活動紹介のブース出店、フランクフルトなどの販売、曳き馬での体験乗馬で参加しました。
2日目のメインセミナーの休憩時間を利用しての、障害者乗馬のデモンストレーションは、沢山の方に興味を持って見ていただき、近年高まっている障害者乗馬への関心を実感いたしました。ポニープログラムのデモンストレーションでは、せっかくだから見ている方にも参加してもらおうと、当日エントリーのポニーアジリティー大会を行いました。これには子供から大人まで、中には赤ちゃんをおんぶしたお母さんまで参加し、会場中で盛り上がりました。この日は、三菱東京UFJ銀行の馬術部の皆さんにボランティアでお手伝いいただき、この日のレンガの家の乗馬教室のメンバーも参加。皆さんのご協力で無事大役を果たすことが出来ました。
3日目もこの日の乗馬教室のメンバーに参加してもらい、イベントの盛り上げに一役買ってもらいました。小淵沢地方に伝わる、馬にまつわる民話の語り部は素晴らしく、聞いている乗馬教室のメンバーを、民話の世界にグイグイ引き込こまれていました。
また、土日の販売には、赤羽カウボーイズはじめボランティアの方達のご協力で行い、無事目的を果たすことが出来ました。
今回は、ホースエキスポも、ハローヒポが外部でデモンストレーションを行うことも初めての試みでしたので、問題点や反省点も多々ありますが、大きな問題もなく終了出来た事は、成功といってよいでしょう。来年は、今年の経験、反省を活かし、より良いもの、楽しいものにし、多くの方に参加していただける企画にしていきたいと思います。
■6月11日(木)、12日(金)の2日間は、こちらも恒例となりましたメアリー先生とヴィッキー先生のクリニックを開催。受講生は2日間でライダー11名、聴講5名。今年も例年同様、新しい指導方法や技術をお教えいただき、充実した2日間となりました。このクリニックでで、世界でもトップクラスの障害者乗馬の専門家から直接指導していただき、指導者がその手法を学ぶことで、その後1年間のライダーの上達には大きな違いがあります。またとないこのチャンスを、多くの方に参加していただきたいと思います。
(報告者 ハローヒポインストラクター/黒田朋子)
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