ハローヒポのクリニックと競技会から…

■ハローヒポのクリニックと競技会から……

この大会にはゆきわりそうから大型バスを出しました。到着し大会が始まり感動の賞をいただいたあと、温泉に入ってお夕食をいただきました。

ご一緒された家族との交流をしながら心地よい時が過ぎていきました。
「来年も是非来て下さいね」
メアリー先生とベッキー先生は「勿論です。ハローヒポはどこにもないレベルの高い立派なグループです」と答えが返ってきた。

障害者乗馬と簡単にいうが、それは並々ならぬスポーツだという事をまざまざと感じて納得した今回のクリニックや大会でした。
クリニックは、参加者一人一人にとって乗馬が最も高い効果をもたらすものとなるような、騎乗方法や指導方法を分析し指導するものです。

間をかけ、その障害の様子に併せて進められるクリニックは驚くばかりの変化をもたらすものでした。見学の親も、指導方法を学びにきた受講生も、そして本人も感動の涙を流しました。
背筋をピンと伸ばし手綱を持つ勇姿はクリニックを受ける前と同じ人とは思えませんでした。

3日間のクリニックを終え、4日目の競技会。
挨拶に始まりトマレ、ススメなどの指示に添ってルールを守り、騎乗して立派にコースを進む一人一人がいつもと全く違う人格を持つ誇り高い青少年にみえました。

今回、たくさんのボランティアさんにお手伝いいただきました。そして会場となった群馬馬事公苑の所長さんは、是非また使ってくださいと言って下さいました。
とてもとてもみんなが心から元気になる4日間でした。 (姥山寛代)