第九コンサート 大成功のご報告

◎ゆきわりそう20周年記念◎

「今、私たち21世紀の平和のために歌う第九コンサート」
2006年5月6日(土)於東京芸術劇場

●報告とお礼
クリックで大きく表示します ゆきわりそう20周年記念のスタートに「21世紀の平和のために歌う第九コンサート」は7つの合唱団のジョイントによって催され、そして成功裡に終わりました。
全合唱隊がステージに立ちきれず、2階のテラスもステージとなりました。
1999席の東京芸術劇場は満席でした。
東京フィルハーモニー交響楽団の演奏にソリストの湯川氏は「オーケストラの音にびびった」と言わせるほど、聞いた事もないような力強く、ピアニッシモは心に沁みるような美しく気高いものでした。
佐藤寿一先生の全身にみなぎる「さあ、いくぞ!」という気合は合唱団に伝わりました。
町を越え、海を越え、世界中にひびけと二十一世紀の平和を願う第九は、歌いながら大きな感動が体の奥から湧いてくるのでした。
戦争の悲しみと痛みを、鹿内芳仁先生は「さとうきび畑」に寄せてしみじみと歌われました。
ラプソディという思い切った課題の設定に高橋明邦先生は、この半年の間くり返しくり返し様々な工夫をこらし和太鼓教室の仲間を励ましながら、恐れを知らないこの課題に挑戦されました。
何と素晴らしい!
長い拍手をいただくことができました。

この20年間、どれほど多くの方々にご支援、ご指導を頂いたことでしょう。
胸の痛むことや、新しい制度に向けての苦労、悲しいお別れしなければならなかった何人かの仲間たちとの事、それぞれの時に知恵と力で励まし続けてくださった皆様に、頭を垂れて深く深く感謝申し上げます。
さて、これから2007年12月までの間、20周年記念事業は続きます。
それぞれのグループがまとめを行い催しごとを続けていきます。
クリックで大きく表示します20年の節目のこれらのまとめは、障害者自立支援法の実施の中でノーマライゼーションのあり方をどう具現化するかを試されるものだと思っています。
勇気と自由、愛と友情を掲げ、ゆきわりそうの4つの柱を原点として一同全力を挙げてひたむきに歩みを進めていく所存です。

今後とも変わらずご支援、ご指導をどうぞよろしくお願いいたします。

2006年5月7日  代表  姥山 寛代

 


◎主催:特定非営利活動法人 NPOゆきわりそう

◎後援
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