児童デイサービスセンター「ジャックと豆の樹・星」
一昨年、長い間新規の募集をしていなかった児童デイサービスが新しいメンバーの募集を再開しました。
そして、小学部の低学年のメンバーが入り新しい風を呼んできました。
ゆきわりそうの児童デイが開始されたばかりの頃は、みんな小学生で同じくらいの年齢のメンバーばかりでしたが。今では、ほとんどが中学生です。
身長も伸び思春期に突入し、小さい時には出来なかった色々な事が出来るようになって、お母さんたちが悩んでいた内容も様変わりして……。
そんな、ジャック星にやってきた小さな豆の子達の様子は、私達スタッフにとっても中学生メンバー達にも初心に帰る出来事でした。
まず、じっと座って居られない。
もちろん、待てない。
ご飯もおやつも偏食や食べたことの無いものは食べられない!!で一騒ぎだったり……。
泣いて活動に参加出来ないこともあるし、プログラムそっちのけで遊んで体操は二の次。
……あぁー。皆、昔はこんな感じだったなぁ。
と、思いをはせつつ先輩たちはちゃんと体操してお見本になってくれるので安心して、スタッフは、これまでの経験を掘り起こし頭も体もフル回転させてどうやって集団の中に引き込もうかとか、どのタイミングでなら大丈夫なのかとか、色々考えてあーやってこーやってと考え相談して、かなり楽しんで活動に取り組むことが出来ました。
そして、一ヶ月・半年・と過ぎるうちに集団の活動に慣れて泣く事も減り食べられるものも増え、少しずつですが豆の子達はお星さまに成長しています。
2011年度。再び新しいメンバーが加入することになります。
あらたに高校生も利用可能になる事で、今年のジャック星にはどんな風が吹いてくるのか今からとても楽しみです。
〈報告:冨田恵〉