児童デイサービスのこれから

児童デイサービス ジャックと豆の樹☆星

曜日別保護者会を開き、これからの方針を説明しました

7月1日~7月7日、ジャック星では6日間に分けて曜日別保護者会を行いました。今年度のジャック星のメンバーは全部で62人。6日間でお集まりいただいた保護者の方は45人でした。

24年度から児童デイが劇的に変わることにはびっくり!
これまで児童デイは「なくなる」と言われたり、「続けて良い」と言われたりと、とても不安定な足場(制度)の上に立ってきた事業でしたが来年度からは児童デイを自立支援法から外して児童福祉法に移行する(戻る)とのこと。

児童デイの対象となる、小・中・高の学齢期にいる子どもたちは、これからの生涯につながる発達の大切な時期にいます。また、思春期~30代までのエネルギーにあふれたこの時期はどのように過ごすかが重要です。単に預かるという時間ではなく発達のための時間を持つことが大事です。

■ゆきわりそうは今年で25年目

20年という長い目でみていけば、今は大変だと思うようなお子さんでも、やがて共に生きながら癒しや幸せをくれるような大人になってゆけるのだ、ということが分かってきました。生きていく道を間違えないように勉強しながらみんなで進んでいく場を確保したいものです。楽しい、快びの中の発達は子どもたちの確かな力になります。

障害をもった子どもを抱える親も当たり前に働くという時代になりました。
ジャック星は朝、学校に送り出した子どもが放課

 

後はそのまま児童デイに行き、夕方~夜になったら自宅に送るというスタンスはすっかり定着してきていて、親にとっては安心して働けたり、ひと息休めたりできる大切な時間になっています。

■ジャック星の今年度の活動

月曜日は北区の障害者スポーツセンターでプールプログラムを展開しています。
火・水・金・土耀日は竹内先生の体操プログラム。
今年度は新たに鉄棒も加わり、マット・とび箱・フラフープ&平均台・バランスボール&鉄棒、土曜日は午前中からの活動ですが、メンバーもバラエティに富んでいます。
隔週で参加する車椅子のメンバーに合わせ

 

た体操や、身体は大きくても体操に馴れていないメンバーの為のじっくりストレッチです。

木曜日は外出&音楽プログラム。

外出プログラムは図書館に行って本を借りてきたり、おやつをもって公園に遊びに行きます。室内では、音楽プログラム、工作、おやつづくり、絵本や紙芝居の読み聞かせなどがあります。車椅子のメンバーが数人いる曜日なので、歩ける子どもたちと車椅子の子どもたちの良いふれあいの時間となっていて、毎週ほほ笑ましい場面を目にすることができます。

制度に振り回されず、子どもにとっての児童デイ・親にとっての児童デイという大切なことを見失わずに、ゆきわりそうらしい児童デイ(新しいくくりは放課後等デイ)の活動のしかたを展開していきましょう。

9月にはバスハイクで群馬のハローヒポでポニーと遊び、温泉に行くことを夢見ています。