池袋から西武池袋線に乗って2駅目の東長崎で降ります。改札を出て右側へ進み階段を降りると交番があります。おまわりさんに「ゆきわりそうはどこですか?」と聞くと地図をくれて教えてもらえます。駅からは徒歩約4分でゆきわりそうに到着です。風の樹ビルには7分かかります。
ゆきわりそうは1987年7月1日、障がいを持つ人やお年寄りが、地域で安心して暮らしていくために必要な支援のシステムづくりをめざしてオープンしました。ごらんの通り、どこにでもあるふつうの木造モルタル二階建てのアパートです。小さいながらも四季折々の花が咲き乱れ、玄関を入ると、そこには朝から晩まで笑いとわめき声、時にはベートーヴェンの第九やお琴の調べが流れてきたりします。きれいに行き届いたお掃除は通所授産施設「みつばちブンブン」に通ってくるお友達が、おいしいお料理はママキッチンが、フル稼動でがんばっています。楽しい遊びにはスタッフのほかに多くのボランティアさんが参加しています。
ゆきわりそうの日々は光に溢れ、愛に満ちているかのようです。ここには週1回以上定期的に出入りしている障がい児・者やお年寄りの数は約360名、そのほかに緊急時や臨時のデイサービス・宿泊者・グループホームの生活者たちなどでいつもにぎやかなゆきわりそうです。