この町サービスから

ゆきわりそう この町サービス から

「与えられた使命」
コロナ感染症まん延防止の為、ジャック星(放課後等デイ)、レンガの家(有償の発達プログラム)、遊ing等「グループでの活動」はやむなく休止。この町サービスの使命は、代替えの支援を必要とする方へ「個別援助」という形で、生活をサポートする計画を立てる事、そして普段活動を共にする顔なじみのヘルパーによる継続した支援を実施する事でした。

【エピソード1】
毎日通所している園(生活介護)へお迎え。近隣散策、買い物、公園遊びを経て、帰宅というプラン。園を出て、左手へ(右は自宅の方向)。100M程歩いた所でピタリと立ち止まり「あれ?車は?」普段レッツゴー車両で迎えにきているので不思議に思ったようだ。「今日はね、歩いて帰るんだよ!」に訝しげな表情。それでも小さく口ずさむ歌のメロディーにご機嫌で歩き始める。公園で遊ぶ子供たちの笑い声、気持ちの良い風が吹く荒川の土手、一休みした道端で話しかけてくれる初めて会う人との出逢い……彼の家は、細かい道がたくさんある住宅街の一軒。
「さあそろそろおうちに帰ろうか!」自宅までの10分程度の道のり、沢山の曲がり角の度に立ち止まりつつも、確信を持って道案内してくれました。信じてついていったら、自宅前を1M程行き過ぎてしまい(笑)慌てて戻る姿が頼もしかったです。

【エピソード2】
「どうしよう……誰かに来て欲しい」
本部の電話に困り果てた声のSOSが……。
4時間の移動支援でのサポートを 引き受けたМ君。お迎えにいったら、自宅の玄関先で座り込んでしまった。寝不足と外の暑さにまいってしまったようだ。はじめは、外出をあきらめて在宅支援に切り替えるかどうかを家族と共に検討。でも家の中で過ごすのは難しい。現場にいるヘルパーからは「行き慣れたゆきわりそうの近くまで、レッツゴーの車両で移動できたら、気持ちが切り替わるかもしれない。車で迎えに来てもらえないか」
車で応援に向かう。
体調を確認、投げだしてあった鞄を先に車両に載せて、ひと呼吸「さあ行くよ」にすくっと立ち上がり車の中へ。良かった良かったと胸をなでおろすと共に、こんな事がこの後何度も続いたらどうしようか……なんて考えがフッと頭をよぎりましたが、結果的SOSはこの1回だけでした。
現場で利用者に直面しているヘルパー、一番困っている本人、そして送り出す家族にとって、本当に困った時に助け合える仲間がいることの安心感が、支援していく・生きていく自信につながる。そんなゆきわりそうであり続けたいと思った夏の一コマでした。

「ホール遊ing」の存在
今回個別支援をしている中、障がいのある利用者の方とヘルパーが、自由に遊びに来れる「場」の提供。雨・風・真夏の陽射しから守ってくれ、冷房が効いた涼しいホール。
安心して入ることのできるトイレがあり、手を洗う洗面台がある。地域にある児童館のように、自由に参加できるプログラムがある。その存在の大きさを改めて感じ、集団と個のバランスの大切さを学んだ時間となりました。

皆様、沢山のご協力をありがとうございました!
小田切涼子

制度外の支援を行う「生活サポート」 料金改定のお知らせ
1500円/時間
2021年1月より

2021/02/02

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