鈴木基司さんが保健文化賞受賞

■地球郷の理事・鈴木基司さんが
第61回保健文化賞を受賞されました

このほど、地球郷の理事・鈴木基司さんが長年、地域医療に貢献されたということで保健文化賞(主催 第一生命・朝日新聞・NHK)をいただきました。
10月28日にお祝いのパーティに招かれました。先生の何気ないごあいさつ……「今日は天皇陛下と会ってきました。」(みんなの拍手)。国際的にも高い評価のある賞だとのこと、電話が来たとき「それ何ですか?」と聞かれたそうです。素朴ないつもの先生とちっとも変わらずのごあいさつでした。

各界の友人、知人が多勢参加、それぞれの分野の話題でにぎやかでした。「姥山さん一言」と司会からの声に、さて何を話そうかと思いました。
今から30年前、障害のある人方が列車の旅をしてみたいとの夢を実現した第1号のひまわり号に「病院の当直明けなんだ」といって、医師として参加してくださったエピソードを語りました。先生は3年前ゆきわりそうに宿泊されたE・Kさん(24才)が、搬送先の病院で亡くなられたあと、理事の一人として参加して下さっています。一番辛い時、いつでも手を差し伸べてくださっている鈴木先生、おめでとうございます。
長い年月を各々の立場で歩んできたよき友の受賞に心をこめておめでとうと申し上げます。(記:姥山寛代)


「心病む子と向き合い20年」
2009年9/26朝日新聞記事から

心の問題や発達障害などの精神疾患を抱える子どもたちやその親らと向き合い、20年以上になる。旧群馬町(高崎市)に小児科・小児心療内科を開院した15年前、患者は年間100人ほどだったが、ここ数年は300人近くにのぼる。先頃、地域での活動が評価され、第61回保健文化賞(第一生命保険主催、厚生労働省・朝日新聞厚生文化事業団など後援)を受賞した。
一区切りをつけた養護教諭らと定期的に始めた事例研究は、今春で20年になった。旧群馬郡の小中学校の「心の健康管理医」も努める。PTAや教師らを対象にした後援会にも積極的に出かける。
育つ過程には大きく三つの要素があるという。
一つは社会のルールや価値観を身につけていくこと、二つめが勉強やスポーツなどで結果をだす意欲や達成感。三つめは甘えることや親らに自分の話を聞いてもらいたいという感情の発散―。
最初の二つが重要視されがちだが、「三つの要素はどれも大切なこと」と話す。

「子どもを」一面的にとらえずに、子どもがどういう面を持っているのか、親や教師らと共通の理解が必要」子どもへの対応や接し方を工夫することで、「子どもを追いつめない」など少しでも予防や症状を改善できればといい、親や教師らとの連携の在り方を模索する。近くにいて、子どもが見せる症状に気づくセンサー役の養護教諭を増やすことや、小学校時代は学級をみる教師を複数にすることなどを提案する。「子どもが育つ過程では人が育てるしかない。それをもっと充実させてほしい」。

―鈴木基司先生(みどりクリニック 院長)プロフィール―
日常の小児科診療に加え、小児における心身医学に取り組み、地域において子どもの心の問題や精神疾患についての地域の学校関係者、保護者に対して後援会を実施すると共に「心の健康管理医」として学校保健に関わるなど精神保健の向上に貢献している。

鈴木基司先生

前橋市出身
早稲田大学政治経済学部卒業後
19981年… 群馬大学医学部卒業
群馬大学医学部公衆衛生学教室専攻生となり臨床は神奈川県立こども医療センター等で小児科・精神科を研修
1994年…群馬町(現高崎市)でみどりクリニック開業一般小児科と予約外来(小児心療内科)



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